2018-02-06 / 私と私の遺影のこと(2018)

一月の日本出張から無事帰国。滞在日記はのちほど書くとして、久しぶりに「遺影」を更新したので載せておく。いえーい。以前からお世話になっている資生堂フォトスタジオ、この時期は就職活動生で予約がいっぱいとのことで、午前中のうちにササッと撮らせてもらった。寝て起きたままのすっぴんで行って、スキンケアからフルメイクと撮影とチョイスまで含めて所要時間は二時間程度。翌日仕上げ。さすがプロの仕事は早い。2013年に撮ったときとまったく同じカットソー、七角眼鏡はつい先日新調したもの、アクセサリーは雨宮まみさんのおさがり。今は本当にくっきりした太眉が流行なんだなとよくわかる。リップは当初コーラル系だったのが、試し撮りしながらどんどん濃く修正されていって最終的にワインレッドに。自己ベスト体重だった2013年と見比べると太ったなーと思うけど、33歳が38歳になったのだから、ま、こんなもんでしょう。



(c) 岡田育 / Iku Okada / 2018
(c) 岡田育 / Iku Okada / 2018



当プロジェクトについては、2009年に書いた日記が発掘されたので、これを機に転載しておきます。そもそもの発端は子供の頃、「矢野顕子が、篠山紀信と、毎年、遺影を撮っている」(>そのうち一葉がアルバム『オーエスオーエス』のジャケットになっている)というエピソードを知ったこと。それで20代前半のいつだかのお正月、沼田元氣氏に撮ってもらった白黒写真がすごく良かったので、しばらくの間「私が死んだらアレを遺影にしてくれ」と言っていた。さすがに毎年とはいかないけれども、生きること老いること死ぬことについて考えるたびに、その二つを念頭に置いて遺影を撮り直している。本当は沼田伯父が鎌倉にひらくという写真館で撮りたいんですけど、いったいいつ開館するんだ、第一号の客として予約したはずなのに10年くらい経っちゃったよね……。

一つ目の真顔の写真は女性陣(カメラマンと私とメイクさん)ほとんど満場一致で選んだのだが、二つ目の笑顔の写真は、ヘア担当の男性から謎の激賞を受けて残ったもの。自分一人だったらまず選ばないカットなんだけど、だんだんこういうものについて、他人の意見を参考にできるようになってきた。顔や体格だけでなく性格も丸くなってきたということなんでしょうな。いつまでも古い写真を使っているのが気になっていたのでアップデートできてよかった。