『こけし時代』第四号(編集協力)

発売中の雑誌『こけし時代』(こけし時代社)第四号のお手伝いをしました。

『こけし時代』はコケシとマトリョーシカ専門店、夢を売る店「コケーシカ鎌倉」を営む沼田元氣の責任編集による、旅とこけしと温泉の憩をお届けする写真雑誌です。第四号の特集は「作並温泉・秋保温泉/仙台周辺のこけし」、特別付録として「被災地こけしひとり旅」と題した写真集がついてきます。

本誌が並製なのに付録の写真集が上製ってどういうことなの……と思いつつ。私のお気に入りは樋口達也さんの連載イラストエッセイ「木形子感傷(こけしせんちめんたる)」で、今回の「第七回 たなばたさん」も素晴らしくよかった

「仙台こけし散歩」内、天江コレクションの展示サロン「こけし洞」を営む高橋五郎さんのインタビューも読み応えがありました。被災地写真集は正直ちょっとまだ生々しさが否めませんが、これから何年か経ってふと見返したとき、こけしが巡るというコンセプトが消化できるように思います。

私は特別こけしマニアというわけではないのですが、好きなものを夢中で語っている人たちの言葉というのはいつでも胸に響くものがありますね。
 
「コケーシカ鎌倉」で通信販売を行っているほか、
http://www.kokeshka.com/images/kokeshijidai.pdf
「451ブックス」などで入手可能です。
http://www.451books.com/SHOP/562208/842443/list.html