ザ・インタビューズ転載日記(抑えがたい欲望)

もうチケットにつぎ込めるお金はないのに、あれも観たいこれも観たいと暴走してしまいそうなときはありますか?そういうときどのように欲望を制御しますか



この、質問者自身が欲望をまったく制御できてない感じ、欲望の制御の仕方をアドバイスしても一度か二度か試してみるだけで絶対に長続きしそうにない感じが、たまりませんな……。私もまったく同じです。暴走してしまいそうなときは、暴走したまま駆け抜ければよいと思います。どうせ制御できっこないんですからね。

私にこんな質問をしてくる方はおそらく日本国内の、たぶん東宝系ミュージカルなどを観るのがお好きな方なのではないかと勝手に邪推してみますが、だとすれば、欲望を制御する……というか、手が勝手に皇居前劇場でかかる演目のチケットを取ってしまう現象を萎えさせる一番の方法は、断片でもいいので「オリジナル版を観る」だと思います。これ、あんまり書くとものすごく気分が荒むのでやめにしますが、「やっぱり所詮は代替物だよなぁ、このお金をちゃんと貯めたらブロードウェイまで本家本元を観に行けるじゃんね」といった調子で我に返ることができます。最近この方法がまったく効かなかったのが、2012年再演のルヴォー版『ルドルフ ザ・ラスト・キス』でした。つまり日本版プロダクションがよすぎた。もっと観たかったです。

ザ・インタビューズ転載日記(高い買い物)

2012年買ったもので1番高い買い物はなんですか?



これは即答。「両眼視力1.5」です。詳しくはこちらに書きましたので、よろしければどうぞ。
https://okadaic.net/archives/433
https://okadaic.net/archives/435

ザ・インタビューズ転載日記(新アイコン)

以前、アイコンについて質問した者です。Twitterのアイコンを変えられた理由と今回のアイコンの解説をお聞きできればと思うのですが…(前回のご回答が好きだったので今回も聞きたいなぁと)。既に呟いたりしていたらすみません(←過去ログ探したのですが、探しきれませんでした)。

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質問のタイミングがいつだったのか忘れてしまいましたので、残念ながら「今回のアイコン」というのがどれのことだかわかりません。おそらくは「紫色のカットソーを着て頬杖をついている肖像画」アイコンだと思います。変えた理由は単純で、あんさん @an_umi が描いてくださったからです。似顔絵を描いてもらったことは今までに何度もありますが、その中でもとくに、あんさんの絵が好きで、描いていただいて嬉しかったからです。以前、深川 @fkgw に描いてもらった将棋駒のアイコンも大事にとってありますので、いつかまたこちらに変えるかもしれません。
ちなみに現在のアイコンも、あんさんの作品で、私のtweetの「挿絵」として描いてくださったものを、もらったその日からトリミングして使っています。えへへ。いいでしょう。
https://twitter.com/an_umi/status/306003419963981824
あんさん、いろいろなTwitterの人々の挿絵を描かれていますが、オリジナルの漫画作品もとてもよいので、是非是非。
http://an-draw.blogspot.jp/

ザ・インタビューズ転載日記(劇場)

好きな劇場、苦手な劇場はありますか?



かかる演目に関係なく、劇場自体の、観劇中の居心地のよさという話と解釈しました。あんまりこだわりはないです。行きつけないところはアラが目立つように思いますが、ちょっと通うようになってしまうと慣れてしまったりするので。
たとえば帝国劇場は、昔は嫌いな劇場の筆頭でしたが、2011年の帝劇100周年のお祭りでさんざん通い詰めた挙げ句、たった一年で「ただいま」と言いたくなるような空間に変わりました。銀河劇場も立地が最悪で大嫌いだったのですけど、ある芝居を二階席から観ているときに「演目と規模感がぴったりマッチすると、とてもいいハコになるのかも」と目から鱗が落ちたように感じたものでした。立地は最悪ですけど。
何度通っても抵抗感が拭えないのはシアタークリエと赤坂ACTシアターですかね。閉所恐怖症のきらいがあるので、地下であることとホワイエが窮屈であること、動線が悪いことなどが相乗効果で苦手意識を高めていると思います。こまばアゴラ劇場とかもあの閉塞感を意識したら苦手になるのでなるべく意識しないように演目に集中するように努めています。最近行った中で最悪だったのはSBGKで、そもそも演目に集中できませんでした。
そうやって消去法で考えていくと、ストレスが少ないのは日生劇場ですかね。先日『シラノ』を観に行った際、おそらくはアメリカ人であろうお客さんが幕間にあの独特なグランドサークルから天井へのラインをぐるりと見上げつつ「What a beautiful theatre!」と感激していて、幼少から慣れ親しんでいる私は「だろォ〜?」と誇らしくなりました。
2012年夏に通ったブロードウェイの劇場はどこも素敵だなと思ったし、演目に引き込まれてしまってあんまり細かく憶えていないのですが……『ポーギーとベス』の劇場は、こぢんまりした感じが好感高くて、こんなに素敵なところでお芝居が観られるなんて! と嬉しく思いました。『Once』の劇場はスタンディングボックス(立見席)の作りに開放感があって、立ち見で利用した中では一番居心地がよかったです。『エニシングゴーズ』の劇場は地下に下りていくタイプなのに圧迫感がなくて、シアタークリエと大違いだな、と思いました。『ウォーホース』が円形劇場だったのもよかった。円形劇場ってテンション上がりますよね。野外ならなおのこと。
東京芸術劇場プレイハウスはきれいになったけど、あれはメタなネタをやった『エッグ』と仮設ステージを使った『ルル』がよかっただけかもしれない。でも、期待値は高いです。すべては演目次第、そこへ行くだけで嬉しくなる、というような劇場はなかなかないかもしれません。

【2016-01-19 追記】そういえば「アメリカ人であろうお客さん」はフランクワイルドホーンのお連れ様でしたな。

ザ・インタビューズ転載日記(無印良品)

無印良品で好きなお菓子を教えてください



あそこでお菓子を買うことが滅多にないので、よくわからないですね。あ、でも、「バナナバウム」に始まる一連のスティックタイプの縦切りバウムシリーズは、ちょっとした発明だと思います。そうだよね、別に、あの形でいいもんね。こちとら作業の片手間に片手でかぶりつけるハイカロリーな間食で小腹を満たしたいだけだもんね。横切りするタイプのバウムクーヘンを小皿に移してケーキ用のちっちゃいフォークなど添えて、お紅茶のおポットにおコジーなどかぶせて素敵なおティータイムのひとときを過ごすような優雅な暮らしをしている人は、無印良品のレジ脇でお茶請けを買ったりしないものね。となります。ああいうところは好きです。
なお余談になりますが、昔、まだできたばかりの無印良品で、品名だけ書かれた銀色の袋入りのポテトチップスを売っており、味がどうだったかはすっかり忘れましたが、渋谷西武の店舗であれを見た瞬間から、私の「業務用」萌えが始まったのでした。鮭缶とかU字型パスタの時代です。かっこよかったよなぁ、当時の無印良品。今も変わらず無印かつ良品ではあるのでしょうが、やっぱり、80年代前半の東京においては一種宗教的と言ってよいほどの異彩を放っていましたよね。幼児だった私はすっかり洗脳されてました。味は憶えていませんが。