2016年の初めは渡米後半年、大学でも一学期目が終わり二学期目が始まったところ。まだまだ気が抜けない状態で、いろいろお休みしておりました。上半期は単発のお仕事を少しだけ受けたなか、署名原稿だと、古巣である中央公論新社の、退職直前まで所属していた部署から立ち上げられた新文芸誌『BOC』に書かせていただいたのが印象に残っています。あと高校生の頃からファンだった岩井俊二監督の新作に寄稿できたのも。制服着てパルコの『スワロウテイル』写真展へ行ったらナンパされた話を、とうとう書いてしまったよ! 下半期になると休載していたマイナビニュース『女の節目—人生の選択』が再開。学業との両立は正直めちゃくちゃキツかったです、執筆そのものというより、頭を日本語モードに切り替えることが。「外から見た日本について書く」「ニューヨークについて書く」という機会も増えてきました。
ちなみに英語圏では、4/2-4/3に開催された、ソサエティオブイラストレーターズ主催「MoCCA festival 2016」(Metropolitan West)に、絵本『Tales Of Altitude (物語の標高)』を出展しました。平たく言うと「アメリカのコミティア」みたいなもので、大学が持っているブースに選抜作品として置かせてもらった感じ。いずれ、日米二つの活動履歴が一つになるとよいのですが!
cakes連載
- 2016-09-06 cakes『ハジの多い腐女子会』(新婚編)。10月4日までの全9回。→ 「奥様は魔女ではなくて腐女子——新婚腐女子座談会vol.1」
- 2016-12-30 cakes『ハジの多い腐女子会』(忘年会編)。2017年1月10日までの全11回。→ 「年忘れ!腐女子がオタクトレンドを振り返る——忘年会編vol.1」
マイナビ連載「女の節目−人生の選択」
- 2016-08-13 vol.20「まだ見ぬ、マイホーム」
- 2016-08-19 vol.21「まだ見ぬ、出産」
- 2016-09-02 vol.22「まだ見ぬ、育児」
- 2016-09-18 vol.23「まだ見ぬ、介護」
- 2016-09-30 vol.24「まだ見ぬ、孫」
- 2016-10-14 vol.25「まだ見ぬ、閉経」
- 2016-10-28 vol.26「まだ見ぬ、死別」
- 2016-11-11 vol.27「まだ見ぬ、車椅子」
- 2016-11-25 vol.28「まだ見ぬ、葬式」
講談社現代ビジネス連載
- 2016-11-27 講談社「現代ビジネス」寄稿(トランプ・ショックについて) → 記事へ
その他の寄稿
- 2016-04-01 雑誌『Cobalt』にエッセイを寄稿(初恋について)。Webマガジン化に伴い、紙媒体での刊行はこれが最終号とのことです。
- 2016-04-25 中央公論新社の新文芸誌『小説BOC』vol.1にエッセイを寄稿しました。
- 2016-06-28 『婦人公論』2016年7月12日号(6月28日発売)「海外女性通信」寄稿(三人称複数形について)。元担当ページなので感慨もひとしおだ!
- 2016-18-16,17 BEST T!MES「秒速サブカル批評」寄稿(ポケモンGOと電源カフェ) → 前編 → 後編
解説&レビュー
- 2016-03-26 3/26公開、岩井俊二監督の映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』パンフレットにエッセイを寄稿しました。
- 2016-10-26 小学館『Domani』12月号、「フランス女性ブーム」について、談話掲載されています。「海外在住者」枠でコメントするのは新鮮でした。
- 2016-11-30 『an-an』2031号(11月30日売)「恋の処方箋」特集、「映画、小説、歌から選りすぐり!あなたの背中を押してくれる名シーン16」に選書とコメントが載っています。
イベント登壇&番組出演
- 2016-03-19 2015年夏、日本女子大学人間社会学部文化学科、木村覚准教授のゼミにお邪魔して『ドラえもん』と『牧神の午後』に絡めつつ「腐女子」について対話してきました。学生との座談会の模様は「BONUS」というサイトで『岡田育さんに学生たちが聞いた「性愛と表現」とくにBLのこと』という記事になっています。 → (1) → (2)
- 2016-07-21 TOKYO-FM『坂本美雨のディアフレンズ』出演
- 2016-07-22 フジテレビ・ホウドウキョク『真夜中のニャーゴ』出演(アメリカ事情と『FAKE』とTMNについて)
- 2016-07-24 ニコニコ生放送『オトコのカラダ*チャンネル』出演(キンプリについて)