今、一番楽しみな舞台は?(ラカージュ以外で)
わざわざ「ラカージュ以外で」と書かれているので、来年1月の『ラ・カージュ・オ・フォール』までに楽しみで観たいなと思っているものを……と思いましたが、あれ、結構あるなぁ。まだチケットをとっていないものをここに書いて、万が一とれなかったらすごく口惜しいので、やめておきます。笑。
2011年9月3日現在、すでに席を確保してある舞台で直近は、数日後に初日を控えたミュージカル『ロミオ&ジュリエット』、今はそれが一番楽しみだということになりますかね。山崎育三郎はともかく城田優を舞台で観るのは初めてだし、ヒロインは新人のWキャスト、かつ日本初演。だけど公式サイトは稽古場風景しか掲載せず、日本版がどんなものになるかはまったくの未知数。原作がシェイクスピアで演出が小池修一郎、フランス版は映像で観て予習済みですからあれこれ想定の範囲内とも言えますが、物語以外の部分、ダンスとか装置とか衣装とか美術とか、どんなふうにアレンジされてくるのか、大変ワクワクしております。やっぱり何事も「初めて」はいいですね。
参考:フランス版の映像。ヴェローナ大公かっこいい!
http://www.youtube.com/watch?v=KuCM_um5IkQ
でも、こんなに不確定要素の多いミュージカル、今までならまず観なかったと思います。小劇場系の芝居なら気の向くまま博打を打つようにして観ることもありますが、ここ数年はその情熱も下がっていたし。完全に『レ・ミゼラブル』25周年からの揺り戻しですね。この『ロミオ&ジュリエット』に関しては、「まぁ、他の何がハズレでもキャピュレット卿の石川禅が生で観られるなら、いいや」と即決。いつまでこの調子で続くんでしょうか。主に財布が。