五線譜のラブレターの中で、どのパフォーマンスが一番好きですか?ジョン・バロウマンとケヴィン・クラインのNight and Dayはどうですか
この回答( https://okadaic.net/archives/1954 )を見てのご質問ですね。パフォーマンスというのは、どの劇中曲が、ということでしょうか。なかなか選べないなぁ……映画そのものがまるごと好きです、という意味で、ケヴィンクライン&アシュレイジャッドの「In The Still Of The Night」というのを、ひとまずの模範回答にしておきます。
次に「Night and Day」を、どうですか、って……いいですよね! ゲイの作曲家が男優と至近距離で見つめあいながら歌稽古つけてたらホモパワーで限界突破した、というシーンです。この映画で初めてジョンバロウマンを知ったのですが、「この俳優すごいな、どっからどう見てもホモじゃん!」と思って調べたら、当然のように御本人がゲイで、軽く感動をおぼえました。以来ファンです。あと、ちょうど『オペラ座の怪人(2004)』と前後して観たので、「アンドリューロイドウェバーがThink Of Meでエミーロッサムの若いおっぱいをくるくる回している間に、アーウィンウィンクラーはNight And Dayで野郎二人のイチャイチャをくるくる回して喜んでたんだな……」となんだか感慨深かったです。どちらも「リハーサル時に興が乗ってきてカメラがぐるりと回るとそのまま本番の舞台」という演出なんですよね。私はどちらも大好きです。
以下は蛇足ですが、人に薦めるときは「Well, Did You Evah」の動画を見せることが多いです。この映画の魅力が伝わりやすいかなと思うので。「So In Love」や「Love For Sale」の場面転換、「Easy To Love」の途中でゲイブたちが割り込んできたり、おしゃべりの後で歌に戻るのなんかも好き。ケヴィンだらけですいません……。ああ、あと、私のお葬式では是非、棺を囲んで皆であの「Blow, Gabriel, Blow」のパフォーマンスをやってほしいです! これ、遺言ね! まさかジョナサンプライスを歌わせないなんてことないわよね……と思ってたら最後に「Do you hear that playin’? 」でキタァァァァ!!! となる、あそこ、何度観ても最高です。