下北沢に今夏オープンした本屋「B&B」のトークイベントに登壇します。岡田有花とユニット「W岡田(仮)」として「ソーシャル時代に女がものを書くということ」をテーマにおしゃべりします。
下北沢B&Bは「これからの街の本屋」がコンセプトの、読みながら飲みながらトークイベントが楽しめるブックストア。先日、谷尻誠さんと江口宏志さんと西田善太さんのイベントのときに初めてお邪魔しましたが、セレクトショップとしてもイベントスペースとしても、大変に居心地のよい空間でした。
欲しい本はamazonでポチッとすれば手に入るいま、街の本屋さんで思いがけない本と「偶然の出会い」をすることって少なくなりましたよね。でも、最近ではコンセプトにこだわったセレクトブックショップが相次いでオープンし、注目を集めています。
下北沢の南口に今年7月オープンしたばかりの「B&B」もそのひとつ。「Book&Beer」という名前の由来の通り、ビール片手に本を選べる本屋さんなんです。
(略)
この店のもうひとつの特徴は、本に関するさまざまなトークイベントやセミナーが連日開催されているということ。人気作・話題作の著者や、出版・IT業界の立役者が語る貴重なトークのほとんどが、1500円+1ドリンクオーダーの手頃な値段で楽しめるというのは嬉しいですね。
http://am-our.com/date/50/3057/
今回のトークイベントは、私が所属する同人サークル「久谷女子」がお声がけいただいて実現した「WEB女子対談」シリーズの第二弾です。第一弾は「女子目線のネットマーケティング」というテーマでしたが、今回はかたやニュース記者、かたや編集者の我々「W岡田(仮)」が、ネットから紙媒体、仕事から私生活まで、幅広く「書くこと」について話をします。
「ゆかたん」こと岡田有花さんとは、数年前に知人の紹介で出会って以来、たこ焼きパーティーをしたり流しそうめんパーティーをしたりコミケで同人誌を売ったりKANのライブに遠征したりと、プライベートでずっと仲良くしていますが、一緒に仕事らしい仕事をしたのは、じつは梅田望夫氏のインタビュー記事「日本のWebは『残念』」くらいなのですよね……あれはよく炎上しましたね……(遠い目)。そうして、この二人が揃って人前で話をするのは、本当にガチで初めてのことです。
昔はしょっちゅう同一人物と間違われていましたので、逆手に取って生き別れの姉妹という設定を騙ったりしているうちに、なんとなく「W岡田」と二人一組で認知されるようになりました。「同世代、同姓、同性、ベイベー同士、東西の女子校で漫研部長と文芸部長だった文化系IT戦士アイドルユニット」というキャッチフレーズは決まっているのですが、ユニット名は随時募集中です。ちなみに「ベイベー」とは及川光博の女性ファンを指す名称です。
先日、簡単にレジュメを作ってみたら到底2時間では話しきれないほど話題があることが判明しました。今回が好評だったら、二度、三度とやってみたいところですが……はてさてどうなりますことやら。ちなみに会場では、二人が寄稿した夏コミ新刊『久谷女子便り総集編【金】』も頒布いたします。ネット通販はただいま準備中ですが、夏に買いそびれてしまったという方も、是非是非、お運びくださいませ。それから、今や伝説と化しつつある同人サークル・カニトピクルスの、あまりにシュールすぎて売れ残りまくった「肉擬人化本」の在庫も持参しようかと思います。「Twitter本」のほうは完売です、悪しからずご了承ください。
岡田有花×岡田育「ソーシャル時代に女がものを書くということ (WEB女子対談PART2)」
ウェブ業界で一番有名な女性ライターといっても過言ではない「IT戦士ゆかたん」こと岡田有花さんと、今夏まで老舗出版社で雑誌や文芸書の編集に携わり、ネットメディアでエッセイ連載を始めたばかりの岡田育さん。
それぞれの立場で「モノを書く」経験が豊富な同世代のお二人ですが、みずから取材して署名入りでジャーナリスティックな記事を書く「記者」と、作家の原稿をまとめたり宣伝広告を作ったりと裏方に徹する「編集者」、また「ネット媒体」と「紙媒体」では、どのような違いがあるのでしょうか。
さらに、最近話題の「無料ブログから有料メルマガへ」という時代の流れや、実名顔出しの女性たちが情報発信する際に気を付けるべきことなど、「ソーシャル時代にものを書く」ことに焦点を当てて、語っていただきます。
プロのライターや編集者になりたいと考えている人たち、また、ネットでモノを書きたいという人々、必見のイベントです!出演 _ 岡田有花(IT戦士・ 久谷女子メンバー )、岡田育(編集者・久谷女子メンバー)
開催日時 _ 10/07 SUN 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order
↓ご予約はこちらのページから↓
http://bookandbeer.com/blog/event/20121007_social_woman/