ザ・インタビューズ転載日記(寿司ネタ)

好きな寿司ネタを教えてください。

資料画像:「どらむ寿司」男伽常男くん

資料画像:「どらむ寿司」男伽常男くん



えっ、食べちゃいたいほど好きな、寿司のネタ、ですか。そりゃ、私は「男伽くん」一筋、浮気はしません。活け造りでよし、強く握ってもふんわり巻いてもよし、タレに漬け込んでも軽く炙ってもよし、折り詰めでお持ち帰りも可能ですが、なんなら今そっと暖簾の奥へ呼んで鼻血が出るまで激しく叩いてもよし、君の好きにしてごらんと叩かせてもよし、今でも忘れられない最高の味は、大将の沢さんと公衆の面前でナマの……って、やだなに破廉恥なこと言わせんですか!! ああああなんという卑猥な妄想をかきたてる質問!!(ハァハァ

……ふう。え? 何ですか、ツインドラムがどうかしましたか? さて、それでは男伽くん以外の寿司ネタの話。「うなぎ」「あなご」「こはだ」「活タコ」については、「一番好きな食べ物を挙げるとしたら?」( https://okadaic.net/archives/1932 )の回答において一度答えております。だんだんこういう事例が増えるのでしょうけれど、もし私に質問してくださるのであれば、過去問にざっと目を通した上で訊いていただけると有難いです。

握りだと、「こはだ」の他に、「いわし」「あじ」「さんま」「さば」……ひかりもの、青魚が大好きなので、迷ったときは複数注文したりします。以前住んでいたところの近所にある回転寿司屋には、ひかりものを一貫ずつ三種盛りにした皿がありまして、いつも一人で同じ席に座り、その皿を頼むところから始めて最後はアラ汁で締めていたので、きっと店員には「また来たよ、ひかりものアラ汁おひとりさま女」などと渾名されていたと思います。どちらかというと、赤身魚よりは白身魚のほうが好きですね。そして、鮨として食べるときはなぜかイカより生タコのほうが断然好きです。ウニやエビには思い入れがないです。あれば必ず頼むものは「白魚」「シャコ」かな。先日、鰹節と塩でいただく「芽ネギ」の握りというのをいただいたらすごく美味しかったですね。あとは最後に「玉子」のための余力を残しておきます。甘く煮たしいたけや酢でしめたれんこんのたっぷり入ったちらし寿司や茶巾寿司なども好きですし、全国各地の押し寿司も好きです。

巻物だと、ひきわり納豆と黄色い沢庵をうんと細かく刻んでマグロと巻くネタが好きです。最初はどこで食べたんだっけな、あまり行儀のいいものではないけれど、頼んで作ってもらったりします。それから、昔、あるお鮨屋さんのカウンターに夜遅くまでいたとき、手のすいた大将が、ケースに残ったいろいろな魚のサクの、最後の切れっぱしをまとめてぐちゃぐちゃのタタキにして、たまり醤油に何か足したようなとろっとしたいかにも甘辛そうな液体をほんのちょっとだけ加えて和えながら、ボウルの中でタルタル状態にしていたんですよ。「そ、ソレ、巻いてもらえるんですか……?」と訊いたら、満面の笑顔で「あ、ダメです」と言われました。アレ、きっと、閉店後の賄い飯になるんだろうなぁ、ほっかほかの白いごはんにのっけてさ。B級どころかD級の舌を持つ私には、あのときのアレが、どんな寿司ネタより一番おいしそうに見えましたよね。