2016-02-25 / 痛恨の木曜日


メモリが足りてない、くらいまでなら笑い話だったのだが、昨日の物理的損傷により「いつプラグがコンセントに刺さらなくなるかわからない」「けどアダプタだけ買い直すなんて絶対に嫌」という状況に心が折れて、MacBook ProのEarly2015モデルを、今更、買う。ちょうど一年くらい前に東京で買おうかどうしようか迷ってたやつじゃん! アホか! と死にたくなるわけですが、ここでケチると本当の意味で死ぬので仕方ない。おかげで「永久歯が立て続けに欠けるが、ビザに不備があって正規の歯医者に通えず、自分で引っこ抜いて詰め物をして血まみれの口の中をごまかす」という悪夢を見る。プラグが根元から折れなくて本当に良かった。
朝から水彩色鉛筆やマーカーと格闘して試作品を作る。入学前の半年間でずいぶん絵の具に慣れたつもりが、そこから一年触ってなかったので、やっぱり苦労する。Frankの授業はプロジェクトの途中経過を見せればよいだけなので結構ぬるくて、でも気を抜いていたらほぼ完成品を持ってきた子がいて焦ったり、私が英語おぼつかない上に手元で内職してるのをわかってて何度も何度も「What do you think?」と他の子の作品に意見を求められたり、タイポの1案、タイポ+ロゴの2案、オール手描きの3案、どれでもいいですよね〜、さすがに3はめんどくさすぎるかな〜、とプレゼンテーションしたら「何言ってるんだ3案一択でしょ」とツッコまれたり、それはそれで大変。
本当はジャズのライブに誘われていたのだが、日本へ向けてしなければならぬあれやこれや(お察し)を片付けていたらあっという間に約束の時間も過ぎていて、友達に泣きついて詫びる。普段の木曜日の夜だったらこのくらいの「社交」もできるはずなんだけどなぁ。しかし遅れて行ったらそれはそれで乾杯し直しとかいって長っちりになってしまい、私も友人も翌朝の授業に響くだろう、と、自分に言い聞かせつつ、謎の寄り道をして帰宅。
この日、どのくらい疲れていたかというと、下校途中ヨーグルトを買いにスーパーマーケットへ立ち寄るはずが、空腹すぎて何も考えられず、そのすぐ脇にあるラーメン屋にフラフラ入ってしまい、フラフラとカラマリフライ入りホットスパイシーヌードルなど注文してしまい、丼が届いてみたら空腹の胃痛だと思っていたものが胸焼けの胃痛だと判明し、でも食べないわけにはいかないのでさして美味くもない麺をずるずるすすり、激しく後悔しつつ追い出したい一心の接客に無性にイライラしてチップを低めに払い、ヨーグルトとナッツ買って帰宅し、それを台所に出しっぱなしにしたまま気づいたら朝だった。起きてすぐ吐き気がして「なんでラーメンなんか食ったんだ、俺」となる。