点と銭湯

仕事始めの夜は会社の新年会に顔を出した後、桧風呂へ入りに行く。
やはり広い風呂って素晴らしい! と思った。

帰宅後もほこほこした気分でたっぷり正午まで寝ると、ひどい雨。
ずぶ濡れになりながら、高円寺「なみのゆ」で開催された
「乙女 湯のたしなみ Vol.1」というイベントに参加。
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乙女数十人で定休日の銭湯を貸し切ってきゃいきゃい入浴、
ロッカーには風呂みやげ一式、スピーカーからは永山マキさんの歌声、
そして湯上りスイーツを食べながら女将さんの話を聴くというイベント。
やはり広い風呂って素晴らしい! と思った。

銭湯好きの端くれとして「なみのゆ」の存在は気になっていたのだが
本当にイルミネーションが施され、本当に浴場内プールがある! 感服。
なみのゆードットコムー♪ ドットコムなみのゆー♪(※主題歌もある)
途中、ラジオを聴いて気になっていた「素人の乱」をひやかし、
阿佐ヶ谷でラーメンを食べて帰ると、しっかり湯疲れしていた。

以前に住んでいた街も、今住んでいる街も、都内ながら温泉の沸く場所で
商店街に3つも4つも銭湯があるという恵まれた環境にあって
自室の狭いユニットバスでシャワーを浴びるのにうんざりした休日や、
コインランドリーの待ち時間など、足しげく通うようになった。

不思議なもので、数ヵ月してひととおり巡り終えると
自分だけの「この一湯」ができあがって、あまり浮気はしなくなる。
立地なのか、ちょっとした泉質の違いなのか、名物のおやつに惹かれてか。
番台の女将さんの愛想のよさか、常連客の品のよさか……。
銭湯にはひとつひとつ、その銭湯にしかない魅力があるのです。

それから、町の銭湯に入って、出ると、その町がまったく違って見える。
親しみの情が増すし、生活の柄を垣間見せてもらえるような……。
銀座の「金春湯」なんて典型例ですな。湯上りの気分はツンデレ攻略後。

今日の参加者には、銭湯通いはなんだか敷居が高いと怯える女子や
「昔入った不潔な銭湯がトラウマになって」と抵抗を示していた女子もいたが
最後にはみんな笑顔。銭湯好きの若い女子が増えていくことを切に望む。

ほんでもって、新年早々、裸のつき合いをしたので
私はダイエットを決意しました。