どこかに「アニエスベーは、フランスのユニクロだ。」と書いてあった。
この文章は、何をどう読んでもアニエスベーの印象が高まりユニクロの印象が低まるようにできていて、上手い。最初に言った人の意図は、アニエスベーを無駄にありがたがるな、ということなのだろうけど。つくりがシンプルだとか、細部に思想を感じるとか、無意識過剰におしゃれだとか、そういうユニクロの好い印象のすべてが、アニエスベーに吸い取られてしまっている。