満員電車から下車するときは、率先して「おります!」と口に出す。
そして、私のために人々が降車口までの道を開けるのを、じっと待つ。
いつからか満員電車は「なるべく黙って乗り降りするもの」になっていて、
私が「おります!」と言うと、多くの人が驚いて
「何を声を上げているのだこいつは」という顔をして振り返ったりする。
「ちょっと我慢すればおりられる」「黙っておりようとすれば何とかなる」
という考え方のほうが蔓延してしまっているけれども。
でも、言葉で伝わることは言葉で伝えようよ。
黙って他人の背中をグイッと押すのが意思表示だなんて、おまいら乳幼児か。
これは、他人のことグイグイ押しながら「すいませーん」と言ってる人が
全然すまないという態度じゃないのを見て、醜悪だなと思ったので始めたこと。
私は「すいませーん」じゃなくて「おります!」と言います。