八月にはドレスを脱いで/星の話

太陽系外惑星移民ロケットに乗り組むという行為を
「外庭の芝刈り機を押す」と形容したのは萩尾望都。
私たちが知らなかった新しい星の存在が話題になるたび、
この美しすぎる言葉とエディリーヌを思い出す私です。

でも、まだ太陽系内でもこんなことがあるのですね。

 

「カロンを惑星に」
カロンといえば自動的に『聖闘士星矢』ハーデス編のあの男を思い出してしまう……。
私は一度、記憶喪失とかになってしまえばいい。忘れたい。

 

太陽系第9惑星が消滅――「冥王星は惑星ではない」ことに決定
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/25/news025.html
冥王星が惑星だったのは発見者がアメリカ人だったから、と言われる。
(参考:http://koyomi.vis.ne.jp/doc/diary/bn2006_08.html
たかが一惑星の生物ごときが大宇宙を政治の道具にしてはイカン。
せいぜい地上から眺めて航海の目印にしたり、
星座を編んだりする程度にとどめておきたまえ。

でも、宇宙開発は各国ともガンガンお金を使ってやるといい。
戦争するお金がなくなるくらい、宇宙開拓で争ってしまえばいいさ。
何百年後かに大変なことになるだろうがそれは私は知らん。

ホルスト『組曲惑星』には冥王星ないのだよね、とか
第10惑星には本当に発見者の娘の名前がつくのかな萌エス! とか
天体の話はどうしてもロマンチシズム寄りになってしまうわ。

世界中がわかってくれるまで何度でも書きます。
つまり「萌え」っていうのはこういうことなのですよ。
http://nantara.seesaa.net/article/22719866.html

観念です。イマジネーションです。メイド服も猫耳も要らんのです。
その点を「ギザモエス〜」とか連呼してる阿呆ほどわかっとらんのです。

子どもの頃から夢見がちと言われずっと一人で妄想超特急を飛ばしていた
そんな私に今の時代の今のこの国というのはとても生きやすい気がする。
私はひとりじゃない。そう思える21世紀が来て嬉しい。
こうやってみんなのきもちがひとつになるってすばらしいことよね。

あと、コメント欄にあったこのゲーム。
10年ぶりくらいにゲームに興味を持ちました。
http://www.nintendo.co.jp/n08/bit_g/orbital/

そうですか、私の「なりたい」願望を満たしてくれるのは
剣と魔法のなんたらでもキノコを踏む髭のイタリア男でもなく、
惑星なのですね、惑星。星になりたい。チロ。いや、新一か。