2015-05-22 / 日記の再開

あまりにも、あまりにも、あまりにもこのサイトの更新をサボッていたので、心を入れ替えるために「日記」を再開させようと思う。ちょっともうどこから手をつけていいのやらわからない感じになっていますが……。とりあえず、またしてもWordpressテーマを変更するところから。少しでも気軽に書けるようにと、ブログっぽい形状の「Singl」にしてみました。メニューのデザインがちょっと今風に過ぎて、旧人類の私には到底扱えないと思ったので、しばらくはアサイドをメニュー代わりに使ってみます。まぁ何事も実験だ。次にテーマを変更したら、ここに書いてあることも何がなんだかわからなくなるだろうね。

5月20日には我が音楽の天使・石川禅ちゃんの初ソロコンサートがあって、これがもう本当に、本当に、本当に素晴らしかったので、早く長めの感想が書きたいです。はてなダイアリー、ザ・インタビューズ、noteやMediumなどなど、ミュージカル関連の記事も散逸してしまっているけれど、別に隠すものでもないし、というかすでに各種アカウントの匿名性は完全に失われてしまっているんだから、サイトに書いたっていいじゃないか! なぁ!

フリーランスになった当初、仕事のサイトはストイックに仕事の情報だけを載せてポートフォリオのように見せようと思っていた時期もあって、ところがもう3年近く経つと仕事量そのものが増えてしまい、一つ一つに丁寧な紹介や事後報告を書くのが追いつかなくなっている。どちらかというとTwitterに近い速度で「今、何をしているか」を伝えられたほうがよいなと考え直しました。ポートフォリオはそのうち別に作ってみます。

5月21日には紀伊國屋書店新宿本店で『オトコのカラダはキモチいい』の刊行記念トーク&サイン会。ゴールデンウィーク前からあれこれ準備していたのに直前で新情報など舞い込んできて、当日の打ち合わせはほとんどせずに、ぶっつけ本番のおしゃべり。楽しかった。二村ヒトシさんの「やっぱり、この三人が集まると、何かケミストリーが生まれるね」というお言葉が嬉しかったよ。最後、まだグズグズと公表してなかった渡米の話がいきなりポロッと出たので、それもまた腹が据わった感じ。改めてご報告します。

いちばん嬉しかったのは、紀伊國屋書店福井店で拙著『ハジの多い人生』を大規模展開してくださった担当O氏が、新宿本店に異動になっていて、ようやくご挨拶できたこと!! じつはこのイベント実現に際して「どうも岡田さんと懇意な書店員がいるようで……?」と風の噂が流れてきたにもかかわらず、それが誰だかまったくわからず、出版社時代からの名刺フォルダを漁っても心当たりがなく、いったいどんな経緯でそんな奇特な方が新宿店に突然現れたのか……福井店ならまだしも……と不思議に思っていたら、元福井店の方というオチだったよ! 思わず辻仁成ばりの「やっと会えたね……」が口を衝いて出た。黒縁眼鏡に半袖シャツのO氏、金田淳子さんも太鼓判を捺すなかなかにハイスペックな書店男子ぶり。今後ともお世話になります。

打ち上げは新宿二丁目「ベトナミング」だったのですが、パクチー好きにはたまらない「ブラッディパクチー」というカクテルがあったので迷わず頼んだし再訪を誓った。東京へ戻ってきて久しぶりに人前に立って緊張したのか、帰宅するや否や買ってきたレッドブルを握りしめたまま盛大に寝落ちという体たらく。やるべきこと何一つ終わっていませんが、マイナビ連載「女の節目」は第17回が更新されました。タイトルは「初めての、一人旅」で、内容はどちらかというと、学費ローン完済と転職タイミングの話。だんだん実年齢に追いついてきて、「こないだも書いたけどさー」みたいな口調が増えてきます。

あまりにも、あまりにも、あまりにも申し訳ない気持ちが、珍しくデスマス調の日記を書かせるなぁ。エッセイもデスマス調で書けばもう少しまろやかになるのかもしれないが、字数を食うので好きじゃない。長い髪と同じくらい、自分にそぐわないものという感覚がある。今ちょうど左右アシンメトリーに刈り上げていた髪を同じ長さに揃えるまで伸ばしているところなのだが、耳にかけられるようになった時点からもうすでにして新たに刈り上げたくてたまらない。ただ、ずっとヘアバンドをしておでこを上げていたら、それだけで体温調節に失敗したのかちょっと夏風邪気味でもある。獣か。