単行本書籍『40歳までにコレをやめる』

『大手小町』で連載していたエッセイ『40歳までにコレをやめる』が単行本になりました。四冊目の単著です。

私たちは、大人になるにつれて
「やるべきだ」「せねばならない」
といった文句に脅かされすぎてはいないだろうか――。
「やめる」ことは、逃げでもなんでもない。
それをやらなくたって、死にゃあしない。
自分なりの「しないこと」を考えてみれば、
人生はきっともっとラクに、自由になる。

現在39歳の人気文筆家が、
40歳までに「やめること」を綴った
等身大エッセイ!

書題 40歳までにコレをやめる
英題 What I’ve Quit Before 40
著者 岡田育
発売日 2019年5月27日
出版社 サンマーク出版
仕様 四六判ソフトカバー
価格 1500円+税
装幀 佐藤亜沙美
装画 一乗ひかる
ISBN-10 4763137603
ISBN-13 978-4763137609
紙書籍 https://www.amazon.co.jp/dp/4763137603/
電子書籍 https://www.amazon.co.jp/dp/B07SKV7V8K/

さようなら、Google+

「Google+」がサービス終了するというのでアーカイブを保存してみました。そんなに真面目に使っていたわけではないけど、こんな機会でもなければログを読み返したり、ましてや公開したりもしないだろうから、以下に貼りつけておきます。一般公開のものも、限定公開だったものもあるけど、まぁ無礼講ということで。逐語コピペではなく、他の方とのやりとりなどで読みづらくなっている箇所は事後編集しました。

自分用メモなので全部を読む必要はまったくないのですが、2011年7月から、たったの二ヶ月程度で使うのをやめてしまったことがよくわかります。一周年とか何とか言われて書き込んだのが最後になっていますね。

そして、延々と書いているのは「会社員として仕事で使う実名で、SNSをしたくない」「Googleという、信用残高を預け、そのぶん弱みも握られている巨大企業に、リアルの自分とネットの自分とを勝手に紐づけられたくない」「Googleのことは憎からず思うけど、これは、私が理想とするインターネット空間ではない」というような愚痴。こりゃ長続きしないなぁ、と思います。

(さらに…)

2019-02-04 / 東京滞在記

こんにちはこんにちは。一月下旬にまた日本一時帰国していました。恒例の、楽しかったことを箇条書きにしておきます。

・1/18、D-Projectデビュー30周年記念ライブ@ブルースアレイ。感無量。12歳の頃から27年ファンやってて初めてナマで動いてるD-Projectの御三方を拝みましたよ。豪華ゲストは、近藤真彦、デーモン閣下、佐藤竹善、麻倉あきら、是永巧一。かっこよかったなー。そしてこちらも念願、D-Projectのフロントマンにして音楽プロデューサーでもあるジョーリノイエ氏に、30年の軌跡を振り返るロングインタビュー。自分で言うのもおこがましいが、「俺にしかできんやろ」と胸を張って言える取材内容となりました。そのうち某所に掲載されます、お楽しみに。

・ミュージカル『レベッカ』@シアタークリエ。保坂知寿&大塚千弘ペアと、涼風真世&平野綾ペアを一回ずつ。CDは聴いてるしYouTubeでウィーン版の動画などは観ていたが、日本プロダクションはまったくの初観劇。滞在中に会った観た人みんなに「禅フランクあれ出番少なすぎません?」と言われたけど、作劇上どう頑張ってもあれ以上は増やせないもんな、出番。でも、すっごい怖くて見事なまでの「非凡な役者の演じる凡人」ぷり、相変わらず尊かったと思います……そう、どんな美女よりも……。

・残念ながら桜井玲香イッヒは観られなかった、そしてグレコメもファントムもラブネバーダイ新春歌舞伎も観られなかった、行けば何とかなると思っていたが予定を詰め込みすぎたな。ところが、もののついでに「私、明日死ぬのかな……?」と思うような僥倖に恵まれた、これはもし明日以降も生きていたら、いずれ皆様に自慢したい。歴史に名を刻む「初めて」に立ち会うというのは喜ばしいことです。演劇の神様に感謝。

・観劇の合間、1/22にはTBSラジオ「アフター6ジャンクション」に出演して、宇垣美里アナと一緒に「ミュージカル俳優」特集。自著宣伝などまったくせずに、ひたすら我が推し・鹿賀丈史と石川禅、そして宇垣アナの推し・平野綾の尊さについて語り倒しております。なぜか新妻聖子と成河と轟悠にいっさい言及していないのは、話すつもりで時間切れになっちゃったから! でも『レディ・ベス』の「秘めた想い」を流せたので悔いはない。第二回開催したいですね。

・数年ぶりに再会した漫画家はるな檸檬さんとヅカ会。『エリザベート』の女官パートを歌い踊り大合唱しながら「わたし今『ZUCCA×ZUCA』の中にいる……!」と感激し、『ミル星人パピーの冒険』観ながら「えっこれ『ZUCCA×ZUCA』で読んだ……!」と興奮し、一人寂しく茶の間でオタクしてきたので誰かと一緒に「「レ、ビジュー、ブリア〜ン!」」を唱和できる喜びを噛みしめた。あと萬あきら様に堕ちそうです、VHS視聴環境整えて遡らねばならない……。でも大半の時間を山口祐一郎の物真似して過ごした気がする。

・鎌倉に沼田元氣さんご夫妻を訪ねてランチ。個人の創作モチベーションと社会的使命との関係性、余生をどう過ごすか、というような話。ゆっくりおしゃべりするの久しぶり。山のようにおみやげをいただく。準備中の新連載「伯母さん宣言(仮)」はヌマ伯父さん無しには生まれ得なかったテーマ。仁義を切る。初めて会った頃の伯父上の年齢を今年で超えることになるらしい。あっという間ですな。

・『とくダネ!』出演者の皆様ともランチ女子会できてよかったです。コメンテーターとして出演していたのがものすごく昔のことのように感じるけど、人事が入れ替わり立ち代わりながら、今日も今日とて生放送しているのだ、テレビ業界は凄いな。何を話したかは内緒。あんなに壁の薄いお店で大丈夫だったのかしら。

・魔夜峰央先生ご息女、漫画家の山田マリエさんとお目にかかれたのも嬉しかった。もともとは前職出版社の先輩後輩と飲み会する予定だったのが、ちょうど『婦人公論』にお出になったばかりというご縁でご一緒できることに。十数年前は職場で昼日中から臆面もなく腐女子トークしてるのは私だけだったのだが、酒を飲みながらよくよく聞いてみると、先輩編集者も後輩編集者もみんなものすごく素質がある。能ある鷹は爪を隠すとはこのことか。これまた、あんなに壁の薄いお店で大丈夫だったのかしら。

・運転免許証の更新。もう運転しないのにね……。ゴールデンペーパードライバーです。滞在中に更新できないと失効する可能性も高く、絶対に何にも引っかかりたくない! と思ってうんと朝早くに万全の準備を整えて都庁の免許更新センター行ったのだけれど、私よりも早く涼しい顔して並んでいる人たちがたくさん居て、こんなに当たり前のことをするのにここまで気合いを入れなくてはならない自分に、ちょっと凹んだ。

・展覧会はほとんど行けず、「終わりのむこうへ 廃墟の美術史」@松濤美術館、国立トレチャコフ美術館所蔵「ロマンティックロシア」@Bunkamuraミュージアム、三澤遥「続々」@銀座グラフィックギャラリー、ソフィカル「限局性激痛」@原美術館、くらいかな。とにかく野又穣の2018年新作をこの目で観られたのがよかった。相変わらず物欲をそそられる。

・年始廻りを兼ねた打ち合わせ(と観劇)を詰め込みすぎた結果、観光らしい観光はできなかったのだが、前野原温泉「さやの湯処」へ行くことができたのは本当によかった。我が心の故郷・武蔵小山温泉清水湯と迷ったんだけどね、新しいところも開拓したいと思って。露天風呂めちゃくちゃ広かったし、あかすりも大満足。ほんの三時間半くらいしか滞在できなかったけど、次は半日は居たいなぁ。

・乙女美肌室行って全身ととのえて、Twiggyで髪切って、爪塗って、伊勢丹とルミネで服買って、ついでに無重力リュックも買って、鮨食べて鰻食べて中華食べて、ナチュラルローソンで美味しいお菓子どっさり買って、帰るたびに毎回「やっぱり東京は最高だな」と思うんだけど、帰ってきたら帰ってきたでニューヨークも最高なんだぜ。大寒波で外気温体感マイナス24度だけどね。

以上です。お仕事情報のアップデートはいずれまた。

2019-01-03 / 初詣

あけてしまいました、おめでとうございます。今年の年末年始はいつも以上にお正月っぽくないお正月だった。12月31日の昼に年越し蕎麦を食べに行き、その後は散歩して外でコーヒーを飲んで、普通の食事を(ほとんど夫が)作って食べて、私はもう何度も観たことのある映画を夫が初めて観るのにダラダラ付き合い、夫を寝室へ見送った後で夜更かししていたら、ズルッと年が明けてしまった。

帰国するわけでもないし、特別な飾り付けをしたりもしない、紅白歌合戦も観ない。あの派手な「日本のお正月」とは全然違う。ちょっとおせちめいた惣菜を買ったり、ちょっと水回りの掃除をしたり、Happy New Yearと言い合ったりはするけれども、毎年一応はテレビで流していたタイムズスクエアのカウントダウンだって、とうとう観ないまま終わってしまった。午前2時、例年よりずっと暖かく、激しい雨が降っており、窓の下にはタクシーがひっきりになしに通って、たまに酔っ払いが奇声をあげてクラクションに応えるのだが、これだって普段の休日の夜とあまり変わらない。

この、普段と変わらない感覚が、逆に新鮮で喜ばしかったりもする。親元を離れてすぐの頃、生まれて初めて「誰とも言葉を交わさずに寝て起きたら元旦だった」というやつを体験したときの、あの静かな興奮がよみがえってくる。もう数年経つと揺り戻しで、日本の賑やかなお正月とか、旅先で迎える特別なお正月とかが恋しくなるのだろう。今はその手前、「何もしない」贅沢を噛みしめている。


今ちょうど、この「何もしない」時間を大切にしよう、という本を書いている。昨年1年間「大手小町」で連載していたコラム『40歳までにコレをやめる』を書籍化するための作業中。2020年、40歳になるまでに本にしないとシャレにならないので焦っているところ。楽しみにお待ちください。

2018年は『天国飯と地獄耳』というエッセイ集を刊行できて本当によかった。2014年から2015年までの東京と、2016年から2017年までのニューヨーク、自分にとっての大きな境界線を、あのようなかたちで記録に残すことができたのは得難い経験だった。次に出す本はまたちょっと毛色が違うけれど、これもまた一つの節目になるだろうと思う。

渡米した直後、新しい環境を楽しみながらも日々を振り返る余裕がまるでなかった私は、自分はもう日本語で物を書くことはできなくなるのだろうと信じ込んでいた。それでもやっぱり何かしら書いている。不思議。そこには深い意味があるのかもしれないし、ないのかもしれない。そして「あなたが書けなくなるなんてことは絶対にない」と力強く否定してくれたのは、誰あろう、私が書いたものを一行も読めない英語圏の知人たちだった。不思議。それは無根拠な励ましだったのかもしれないし、赤の他人ゆえにアイデンティティをずばりと見抜くような予言だったのかもしれない。別に、どちらでもいいや、と言える図太さだけは身についた。


ところで私が住んでいるこの街には「初詣」に行ける場所がない。日本で暮らしていた頃よりもズルッとした気分になるのは、正月休みの期間が極端に短いこと、クリスマスのような飾り付けの風習がないことに加えて、「初詣に行きたい気持ちの向かう先がない」せいもあるのだろう。

一昨年はニューヨーク市内にある寺と神社(仏教と神道の施設)を探してみたのだが、検索結果に表れた場所がちょっと……こう……想定していたものとはずいぶん違う雰囲気だったので、見なかったことにして終えた。私はまるで信心深い性質ではない。というか、この「初詣がしたい」渇望は、信仰心とはほとんど関係がない。むしろ、年に一度の元日にだけは、宗教的意義すら超えた魂をリニューアルするスポット、どんな神を信じる人であろうと自然と手を合わせて拝むことのできるような「拠り所」が必要だ、という話なのである。

昨年は「セントラルパーク」を初詣先に選んだ。ニューヨークという名の宗教に総本山があるのなら、きっとこの場所に違いないと考えたのである。ところが折悪しく大雪が降った直後で、一面の銀世界はとても美しかったが、めちゃくちゃ寒く、長い時間をかけて散策しながら新年最初の瞑想をするという目論見は見事に外れ、滞在五分くらいで逃げるように帰ってきた。

今年は「自由の女神」を初詣先に選んだ。ニューヨークという名の宗教に御神体があるのなら、きっと彼女に違いないと考えたのである。こちらは去年よりはうまくいった。ちょうど日暮れどきで、バッテリーパークから西に向かって自由の女神像を拝むと、後光のように日の入りを一緒に拝むことができた。帰宅して現像してみたら、どうってことない遠景の写真の一葉にすぎないのだけど、1月1日にこの場所からこの光景を眺めて一年の「ご加護」を願うという行為それ自体が儀式であって、誰かとシェアすることはできないもので、写真に写ったものはどうでもよいのだ。

もののついでにウォール街へも足を伸ばし、昨年11月から常設展示されることになったFearless Girlと記念撮影した。まだ歴史の浅い、広告塔として建てられた像であるにもかかわらず、ちゃんと「御本尊」という感じがあるのが愛らしい。2018年もさまざまなことがあった。(かつて深澤真紀さんとの対談で述べた通り)私はフェミニストを自称できるほどの人間ではないが、それでもあれこれ告発や事件報道などに打ちのめされて、「これが原因で今ここで憤死してもおかしくないな」と思うほどの怒りに襲われたりもした。絶望で死にたくなるのには慣れているが、生きていたいと思いながら心因性嘔吐に苛まれるなんて、生まれて初めての経験だ。「Girl’s Sideに立つ」というのは当たり前のことではなく、つねにその意味を問い続けながら下す判断、掴んだら手放してはならない自由であり権利、漫然と生きるのからは程遠い営み。そして、立つからには、なるたけ笑顔で。

かたや夫のオットー氏(仮名)は、Charging Bullに触りながら「商売繁盛、金運、金運」と唱えていた。数日前に映画『ウォール街』を観てテンションが高まっていたせいか、証券取引所前にあるEQUINOXを見て「ここだけは絶対スカッシュのコートがあるね!」と嬉しそう。たしかにな、絶対したいよなスカッシュ。でも年末にあの映画を観ていなくたって、世界中から集まった老若男女が、2019年の元日にブルの金玉を触ろうと大行列をなして群がっているのだ。この拝金主義者どもめが……! と言いつつも、「ご利益ありそう」という意味ではFearlessGirlも到底敵わない。行列に並ぶほどの情熱がなくタマには手が届かなかったけど、私も前脚を触っておいた。御神体は自由の女神で、金の雄牛はその狛犬のようなもの、恐れを知らぬ少女は道祖神とか、そんな感じ。今年もよろしくお願いします。あんあん。

2018-12-04 / どこにいても

ご無沙汰しております。ただいまパリ滞在中。本日はサクレクール寺院まで足を伸ばした後、ホテルのラウンジで仕事しながら書いております。前回10月の日本出張から向こう、公式サイトをまったく更新していなくて申し訳ありませんでした。ずいぶんバタバタ過ごしてしまったな。反省。

まずは10月17日のいしいしんじさんとのトークイベントにお越し下さった皆様、本当に本当にありがとうございました! 今は細かな内容には触れませんが(※担当編集者がそのうちコンテンツ化すると言っていた)、体感として「ずっと大阪の話をしていた」という記憶が刻まれています。とても不思議。これからもあちこちへ出向いて、その土地についての話をしたいな、という気持ちになりました。そして、いしいしんじさんが私の新刊の話をたっぷり振ってくださった割に、私がいしいしんじさんの小説の話をまったくしなかったよね! 「『プラネタリウムのふたご』を読んであまりの素晴らしさに書きかけの自作小説草稿をドブに捨てた話」とか、準備していったのに、あっという間に時間切れでした。またの機会にご一緒したときは絶対この話をしますよ……。でも、いしいさんから教わった「朝、起き抜けに書く」の極意に励まされ、いずれはまた創作も、と考えている今日この頃です。

『天国飯と地獄耳』、おかげさまであちこちで書評などいただいて有難い限りです。引き続き、感想お待ちしております。先のイベントでは偽兄おはるさんことオケサドコーヒー&パブリッシングさんと初の飲食コラボができたのも嬉しかったですね。限定ドリップパック、ニューヨークでも配りまくって好評です。謹製コースターもまだまだあるので、また配り歩きに行きたいです。

さて、約一年間にわたり「大手小町」で連載していた『40歳までにコレをやめる』が、11月末で大団円の最終回を迎えました。もともとはずっと塩漬けになっていた書籍化企画で、「40歳になる前にどうにかして原稿を書き上げよう!」と始まった、初めての週刊連載。ずいぶんたくさんの反響をいただいて、翌週の内容をまるまる変更して感想へのアンサーを書いたりもして、リアルタイム感が楽しい連載となりました。毎回ギリギリの更新で編集部には大変ご迷惑をおかけしましたが、なんとかゴールテープを切ることができましたね。次の目標は「39歳までにコレを本にする」です。目下、鋭意改稿中。そして「大手小町」では来年から別のテーマで新連載が始まる予定です。引き続き楽しみにお待ちください。

新連載といえば、もう二つ、三つ。新しくローンチした「ナポレオン」という媒体で、「そのかねを」というタイトルの連載が始まります。「40歳までにコレをやめる」でも何かと話題になった、消費行動と金銭感覚にまつわる話。スマホでサクッと読めるような短めのコラムが続く予定です。また、とある紙の雑誌でもなかなかズッシリした連載の企画が立ち上がっていますので、こちらも続報をお待ちください。

長らく放置していた「note」では、コンテンツを整理整頓して、定額マガジン『夜半の月極』をスタートしました。月額500円で全記事が読み放題になる、という仕組みをトライアル中です。毎月500円ずつ払ったり、マガジンごとに課金したりせずとも、ワンタイム500円で一ヶ月間すべてを一気読みできるように、と考えて作ったモデルなので、気が向いたときに「文庫本を買う」「DVDをレンタルする」といった感覚で読んでいただければ幸いです。留学体験記「35歳でガールと呼ばれる」も読めるし、直近では、パリの話など書いています。まぁでも、商業原稿とはずいぶんノリが違うので、おやつ感覚でどうぞ。

最近では、『FIGARO』のニューヨーク特集に出たり、楽天「それどこ」で海外遠征オタクとしてコメントを寄せたり、あるいは「アパートメント」でアンニさんの連載をレビューしたり。「日本の外に暮らす者」として物を書かせていただく機会も増えてきました。三年前、渡米直後は多忙にも程がある学校生活に追われ、「もう二度と日本語を書く仕事になんて戻れなくなってしまうのでは!?」と思っていましたが、最近はむしろ「世界のどこにいても、英語より多く日本語を書いているよなぁ……」という状態。それがいいのか悪いのかわからないけれども、しばらくこの調子で続けてみます。

デザイナーとしては、今秋から冬にかけての契約で、小さな広告制作会社で働いています。クライアントワークなのであんまり詳細語れませんが、現在のボスはロシア人、クライアントはお堅い米国法人、日本支社向けに翻訳の仕事なども手がけていて、これはこれで面白い。おかげで英語圏での個人制作プロジェクトはずいぶん塩漬けになってしまっているけれど、まずは日本語の新刊を頑張りたいと思います。それもこれも、2019年の課題だな……。あっという間に師走ですね。

ちなみに1月下旬にはまた日本一時帰国予定です。今回は、全日程ほとんど東京のはず。本当は郊外の温泉とか行きたいけどね……日比谷のマンダレイ優先だね……。短い期間ではありますが、お声がけいただけたら嬉しいです。